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HOMEトピックス>大滝ノルディックウォーキング協会事務局長藤田隆明さん
藤田隆明さん

インタビュー

クロスカントリースキーをきっかけにノルディックウォーキングに出会った藤田さん。講習開始からこれまでの事、指導者育成に至るまでの経緯を伺いました。  

現在の大滝、これからの大滝「後編2」

--常連の方々の男女比は?

だいたい半々くらいです。400名でイベントを行った時も、若干女性の方が多いかなと思いますが、ほとんどご夫婦で参加される方が多いですね。経費もそんなにかかるわけではないですし。まぁ、今度の講習会は女性3名で他男性ですけれども、そのほかの時も女性は多いですから、そんなに偏りはありませんね。

大滝

--若い方、20代・30台の関心はいかがですか?

特に女性の方で一度歩いてみると「え?」と驚く方が多いですね。ヒップの後ろのお肉が落ちますし、姿勢が良くなりますし、胸が開いて呼吸が良くなりますよ。ポールを持った状態で街を歩くととても綺麗な姿ですよ。と薦めています。

実際はほとんどの方が「ノルディックウォーキング」という言葉からは良さについて分からないという事だと思います。自覚的運動強度と言うのでしょうか、楽しいのか辛いのかという事は、運動を継続していくうちに「歩く」という事が楽しくなってくるという方が多いです。

実際、ウォーキングをされている方は非常に健康に対する意識の高い方々です。消費カロリーや用具に関する事なども一生懸命勉強されている方は継続できますが、例えば、膝が痛いだとかちょっと歩くと自覚的運動強度がすぐ怖いという方は継続できませんね。ノルディックウォーキングのポールは魔法の杖ではありませんが、ポールを持つ事によって、四輪駆動になり、ちょっとした登りのところも自覚的運動強度が楽に感じてしまう。そうすると自然と登る事ができたり、下りの時の膝への負担が軽減でき、膝の痛みが少ない。実際に歩いている方にポールを使わないで歩いたら自分の体重がどれだけ重く感じるか分かります。やはりポールを使う事によって全身運動につながるのと自覚的運動強度が楽だという錯覚なのか、だから続ける事ができるんですね。 嫌いな人は嫌いですけれどね。

--すると、若い人たちはまだ健康意識が高くないのと、歩く事の延長に見えてなかなか楽しく思えないという事ですか?

そうですね。まず体験するのにポールという道具を扱えるチャンスが少ないという事が一番の普及されないことなのかなと思います。じゃあゲレンデのポールでもいいでしょ?と仰る方がいますが、個人的には反対です。今まで色々な失敗談を聞いていますから、どうせやるならきちんとノルディックウォーキング用のポールを使った方がいいです。 最初に本物の良さをきちんと味わって欲しいと思っています。

ただ、若い方は、寝ている時にも基礎代謝が高いですからあまり太りませんね。40代過ぎるとどんどん食べたものが消化されずに体脂肪になっていく事もあります。そういう面でも若い人も取り組めば楽しいと仰る方はたくさんいらっしゃいます。

--この協会の掲示板は北海道をはじめとして色々な地方の情報基盤になっているように思うのですが、こういう事は今後も続けるおつもりですか?

そうですね。本当は中身をもっと変えていきたいと思っています。 今回の指導者養成講習の写真、簡単に要点を記載したところなど、会員の方に広く情報を公開していきたいと思っています。たまに窓口を開いておくとお問い合わせが来ますので、韓国の方からもそのHPを見てメールが来ましたが、本当はもっと力をかけたいのですが、仲間同士の小さな協会なものですから。

私どもも問い合わせについては、できる範囲でお答えしていきたいと思っています。

健康な人だけではなくて、障害を持っている方、特に今回の研修会の中にもパーキンソン病の方がいましたが、従来は松葉杖だったのをポールを持たせる事によって薬の効いている間などに歩行することができて大変喜んでおられでした。

本来、このノルディックウォーキングは全く歩けない方のリハビリのために道具でもあるわけです。 お医者さんと会う機会がありましたが、ぜひドクターとしてもこのスポーツについてご理解をいただきたいという事をお話しました。スポーツというものから、いろいろな面で健康へのステップとしてポールが魔法の杖として、良かったなぁ、と思ってくださる方が増えてくれることを祈っています。

--ノルディックウォーキングを「スポーツ」という位置づけよりも「健康づくり」の方に置いていきたいという事ですか?

はい。

--するとスポーツというよりもフィットネスというイメージが強いでしょうか。

豆知識(※8)介護予防とは?

高齢者が介護を要する状態にならないようにすること。また、すでに介護を受けている場合には、介護の状態を悪化させずに、できる限り元気でいきいきとした生活が送れるようにすることです。
 

そうですね、スポーツや運動というと、ほとんどが教育委員会が関係して・・・という感じになりますが、本来の目の向け方としては、「介護系」と言いますでしょうか、歩けない人を作らない。という予防・健康維持や健康増進のためですね。(介護予防(※8)ですね)そうですね。そういう面でもっともっと取り上げられてもいいのではないかと思っています。

今、ジムなどで機械的に運動して運動能力を高めているけれども、逆に弊害も生まれてきていますよね。でも、このノルディックウォーキングは非常に自然なスポーツです。本来足で歩く事が生活の基本なわけですから、それを見直すためにも歩く事から運動能力を高めて行こうという事は非常に大切だと思っています。

--滋賀県のクラブサンタクロースの方で、事故に遭った後、ノルディックウォーキングでリハビリをされたというお話を以前、私どものサイトでも取り上げましたが、藤田さんのところでポールを送られたりサポートをされたそうですね。 このようなことで、大滝ノルディックウォーキング協会がノルディックウォーキングの輪を全国に広げる中心的な存在になっている気がするんですが。

そう言っていただけると大変嬉しいです。

菊池会長とともに、とにかく10年がんばろう。小さなところから全国に発信しよう。という意気込みは高く持っていましたが、なかなかそういう事を理解してくれる方は少ないですが、長野新聞の方が取材をしてくださることになった際に、わざわざ必ずこれは大滝で始めたんだということを入れて書いてくださったり。私はフィンランドでも大変いろいろな方にお世話になりました。 自分たちだけではなく、その影に大勢の方にお世話になっていますから、大滝が日本のノルディックウォーキングの中心地であって欲しいと思っています。

現在行っているイベントも、10回大会は1000名の大会にしたいと当初から話をしていました。今年は各地でサークルができましたから、本当に後3回で600名くらいは増えていくのも可能なのではないかと思っています。

ただ、インストラクター養成について高橋さんとも話をしていますが、フィンランドでは9年間で、人口500万人くらいの国の中で80万人がノルディックウォーキングをやっています。日本のノルディックウォーキング人口というのは、まだ一万人に達していないのではないかと思っています。少なくともあと10年で100万人にするにはどのようなインストラクターを養成していかないといけないのか、あまり資格といって高額だとなかなか普及されないのではないか、など課題があります。

ポールを持って歩くことの良さを簡単に、現在は「ヘルス」「フィットネス」「スポーツ」と3つの段階に分けていますが、「ヘルス」「フィットネス」段階の人たちをあと10年程で人口100万人に増やしたいと思っています。

--まずはポールを手に入れて基本的な知識を身につけて始めて、さらにそれ以上のことはその後でまた加えていく。といった循環ができるといいのでしょうか。

そうですね。 そういう意味では先駆者と言ってもいいと思いますが、インターネットなども通じてずっと発信してきたという事が伝わってきていますよね。 そうですね。最近は皆さんブログで書いてくださったりしていますので、以前に比べて、ポールを持って歩く事がノルディックウォーキングである。という事はかなり認知されてきていると思います。

大滝
ノルディックウォーキングでスノーシュー

 インタビューを終えて

集合写真前編・中編・後編とわけてお届けした大滝ノルディックウォーキング協会、藤田さんのインタビューはいかがでしたか?最初の偶然の出会いから、現在の活動まで、幅広くお話を伺いました。

一年中を通してノルディックウォーキングを楽しめる大滝にぜひみなさんも遊びに行ってみてくださいね。 (2006年)

 


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