高橋さんは以前うかがったところによれば、クロスカントリーの選手としてフィンランドに留学されていて、そこでノルディックウォーキングに出会い、惚れ込み、そして日本で普及に努めておられるということですね。
−はいそうです。
この日本ノルディックフィットネス協会設立総会にはどのような方が集まったんですか?
−総会には、フィンランド大使館からアリ・ラレ氏(預かってきていただいた大使のお言葉を、来賓の挨拶でお願いいたしました。)、、仙台市から山浦副市長、その他、経済界・スポーツ界の方々にお越しいただきました。
この協会の今後目指すところというのは、いろいろあると思いますが、主にどのような点ですか?
−そうですね。今までもずっと活動はしてきましたが、今後も、ノルディックウォーキングのイベントを主催したり、サポートしたりしていく活動を続けるとともに、人材養成に力を入れて生きたいと思っています。
あとは、「ノルディックウォーキングをしたい。」という方がいれば、個人・団体を問わず、ポールの貸し出しなど、ノルディックウォーキングを行う支えになれればと思っています。
先日、代々木公園で行われた「ヘルシーフィンランド」のような、大きなイベントはこれからもされていく予定ですか?
−そうですね、ノルディックウォーキングをしてもらうきっかけ作りに非常に良いと思うので、年一回くらいは主催していきたいと思っています。そして、そういったイベントも大事ですが、ノルディックウォーキングを継続して生活に取り入れていただけるよう、サークルの立ち上げなどもできる範囲でサポートしていきたいと思っています。
ノルディックウォーキングをやりたいという人は増えているでしょうから、協会のサポートがあるとサークルなども立ち上げやすいですね。
−そうですね。そのためにも、人材養成し、インストラクターの方々にぜひ活躍していただきたいと思っています。調整役みたいなところも協会が担うところですね。
大いに期待したいです。このところ、ずいぶんテレビにも何度かノルディックウォーキングが取り上げられたりし、高橋さんも映っていらっしゃるのを見ました。
−テレビは、荻原健司先生と荻原次晴さん、お二人で広報していただいています。今回、この日本ノルディックフィットネス協会の「ノルディックフィットネス普及大使」をお願いしたところ、お二人とも快諾してくださいました。お二人に広く広報していただく上で、私たちもできるだけ協力していきたいと思っています。
それは強力な援軍ですね。荻原さんと一緒に武見副大臣を訪問されているのをテレビで拝見しました。社会的な関心が高まっていると感じていますか?
−そうですね。誰かがノルディックウォーキングしているのを見たり、文献を読む事でもノルディックウォーキングの良さが分かるかもしれませんが、実際ポールを握ってやってみると、深く理解することができると思っています。
ノルディックウォーキングを知ってもらうきっかけ作りとしてメディアに取り上げていただいて、本当に良かったと思います。テレビをご覧になった方が、それを機会に、「あ、これを一回体験してみよう。」と思ってくださると嬉しいです。ノルディックウォーキングは、体験してみないとわからないことが結構あると思いますから。
さまざまなメディアに取り上げていただけるという事は、これからノルディックウォーキングが認知されるスタート段階に立ったという事でしょう。
武見さんはずいぶん上手に歩いておられましたけど、感覚はすぐつかめたようですか?
−武見副大臣にはですね、荻原さん兄弟と私が行って直々にコーチさせていただいたのですが、すぐに感覚をつかまれたようですよ。
私どもも「ノルディックウォーキング・ネットワーク」を運営していて、以前よりも、注目度合いが高まっているという雰囲気を感じています。ますます高橋さんの役割が重要となりますね。
−私もどれだけ頑張れるかわからないですが、できることから1つずつ実行していきたいと思います。
ところで、高橋さんは日頃どんな生活しているのかもちょっと興味がありますが、もちろんノルディックウォーキングばかり24時間やってるわけじゃないと思いますが、他のスポーツもされていますよね。クロスカントリーとか?
−そうですね。以前やっていたクロスカントリースキー、ノルディックスキーももちろんやっていますし、ジムにも通ってもいます。
私もデスクワークが正直多いのですが、自分で時間を見つけて体を動かさないといけないと思っています。できる限り職場まで(そんな遠くはないんですけど)家からノルディックウォーキングで通って、お昼もできるだけ家にノルディックウォーキングで戻るようにしています。合わせても1時間まではいかないですが、結構いい運動量になっていますね。
日頃、テレビは見られるんですか?
−実は、6年間フィンランドにいたというブランクがあって、芸能関係がすごいとろいんです。でも、ニュースはよく見ます。いや、ニュースしか見てないです。
芸能人とかタレントがでてきてもピンとこないんですね。
−そうなんですよ。たまにドラマなんかは見ないこともないですが、テレビに出ている人で知ってる人は、私が大学生の頃とかにも見ていた人ですね。6年間フィンランドにいたことで、浦島太郎じゃないですが、なかなか戻るのが大変ですね。
そうですか。奥さんはフィンランドの方ですよね。こちらに来てからどのくらいになるんですか?
−1年くらいですね。
仙台生活はいかがですか?
−フィンランドに比べると、夏は、ここ仙台でも蒸し暑いようですが、近くに森もありますし、彼女は彼女で好きなことを見つけて生活してます。
一緒にどこかでかけたりというようなこともあるんですか?
−そうですね、今たまたま彼女は、フィンランドに帰っていて、休んでいますが、温泉が好きなので、温泉によく行きますね。日帰り温泉とか。ノルディックウォーキングをして温泉入って、ランチを食べて。というのはやっぱり充実してますね。
秋保温泉では、ノルディックウォーキングの大会イベントもされているようですね。
−秋保温泉にはよく行きます。
これからもさらに普及のために、たまにはバラエティの番組なんぞもみながらがんばってください。
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